利用者が介護職のスタッフを瞬時に認識できるように、介護の現場では制服を導入しているところが多いです。制服は会社で支給してもらえるので、自分で私服を用意する面倒がありません。仕事用に何を着ていくか悩まずに済むのも魅力です。

洗濯に関しては自分で行うことを基本とする職場と、施設が行ってくれる職場があります。後者であれば通常の洗濯に加えて、シミやシワ取りなども行ってくれるので助かります。介護職は清潔感を求められるので、常に身だしなみと体臭には気を配っておきましょう。

表面上それほど汚れていなくても、汗の臭いがするなら洗濯をする必要があります。また、汚れや臭いがなくても、素材が伸びているとだらしなく見えるので、職場に相談して新しい制服をもらうことをおすすめします。

制服は、仕事とプライベートを分ける意味でも役立ちます。制服を着ることで気持ちが引き締まり、仕事を頑張ろうという気持ちが湧いてくる人は多いといいます。私服の場合だと公私混同になり、仕事で着用していた私服でプライベートも過ごす人も少なくありません。すると、汚れや病原菌を家に持ち込んでしまうリスクが少なからずあります。自身や家族の健康、衛生面の問題からも制服と私服は分けておいたほうがいいわけです。

介護職の制服は汚れることが多い性質から、洗濯の効率性にこだわって作られています。汚れを落としやすい、素材が縮みにくい、速乾性が優れている、などの特徴があるのです。さらに制服だと自分で服装のチョイスをする面倒も解消できます。